一度でも経験した人なら、わかるはず。。。
船酔いって、ものすごくキツイんです。
説明するのが難しいのですが、めちゃめちゃめちゃくちゃキツイです。
おそらく未経験の方が想像している以上にヤバイです。
逃げ場のない船上で揺られ続け、止め処なく押し寄せて来る吐き気と戦い続けなければなりません。
遊漁船の場合、チャーターしたならともかく、乗合い船では船酔いしても基本的には帰ってくれません。
釣りを楽しめている他のお客さんもいるでしょうから、仕方のないことですよね。
港からポイントまで片道1時間近く航行することもありますから、他のお客さんのことも考えると帰るに帰れないのでしょう。
この記事では、もともと乗り物酔いしやすい筆者が、
・ 船酔いを克服した方法
・ 酔い止め薬を試してみた感想
・ 酔い止め薬を飲むうえでの注意
をご紹介します。
この記事が船酔いに悩んでらっしゃる方の参考になれば幸いです。
重要:カヤックでも船酔いします!
カヤックでも船酔いします。。。
船と違い、人力で漕いで進むカヤックは、漕ぎ手の人間がエンジンのようなものです。
遊漁船での船酔いとの違いは、沖合のカヤック上でゲロゲロにダウンしてしまっても、、、、
誰も連れて帰ってくれません!!!!!
どんなに酔い潰れ、今にも力尽きそうな悲惨な状態だったとしても、
・ 満身創痍の身体に鞭打って
・ たとえ嘔吐しながらでも
・ 気合と根性で
・ ほとんど残っていない体力を振り絞り
なんとしてでも、自力で漕いで帰らなければなりません。
力尽きてカヤックを漕げなくなれば、漂流してしまうからです。

ただし、船酔いは克服できます!
人によっては平坦な道のりではないかもしれませんが、努力次第でなんとかなる場合が多いです。
船酔いが心配な方は、対策を万全にして、慣れるまでは安全なところで楽しみましょう。
医薬品は正しく使いましょう
医薬品は用法、用量、使用上の注意等を守って、正しく使いましょう。
服用の際は、必要に応じて、医師や薬剤師、登録販売者に相談しましょう。
※私は医師や薬剤師、登録販売者ではありませんし、医薬品に関する専門知識は全くありません。
※専門知識に相談したうえで、自己責任でお試しください。
はじめての船釣りでは悲惨な状況に
私がはじめて船釣りに挑戦したときは、船酔いというものを知りませんでした。
当然、酔い止め薬を飲んでいるはずもなく、、、、、、船上でゲロゲロの泥酔状態 orz
途中からは釣りを継続する元気もなく、看板に横たわって港に到着するのを待つ、悲惨な状況でした。
アネロン「ニスキャップ」で船酔いを克服

船酔い克服は平坦な道のりではなかった
はじめて飲んだ酔い止め薬は、商品名は伏せますが、薬局で一番安く売られていたものでした。
その酔い止め薬を飲み、意気揚々と遊漁船に乗り込みましたが、結果は泥酔、、、、
ベタ凪の海況だったのに、ほとんど酔い止めの効果を感じませんでした。
他の酔い止め薬を試そうと思い、薬局で薬剤師に
「最強の酔い止め薬はどれですか?」
と尋ねたところ、お勧めされたのがエスエス製薬のアネロン「ニスキャップ」です。
アネロンを飲んでみたところ、
波1メートルのベタ凪な海況では全く船酔いを感じず、快適に船釣りを楽しむことができました。
しかし、海はいつもベタ凪ではありません。
波1.5メートルの日は、途中でさらに1錠追加して、
禁断の2錠飲み
をしなければ耐えられず、波2メートルともなれば2錠飲んでも泥酔でした。
※アネロンの用量は、1日1錠です。
船に乗り続けて克服
月に1〜2回のペースで遊漁船に乗り続け、1年ほど経った頃でしょうか。
(正確に覚えておらず、曖昧です。)
酔い止め薬さえあれば、克服できたと言える状態になったと思います。
船酔いへの苦手意識もほとんどなくなり、船が出せる海況であれば、酔うことはなくなりました。
トラベルミンを試したきっかけ

アネロンに頼っていた筆者ですが、現在はエーザイのトラベルミンを愛用しています。
アネロンは副作用が強い?!
※個人の感想です。人によって、感じ方は違うかもしれません。
アネロンは酔い止め効果が強く、とっても頼りになる薬だったのですが、、、
釣りが終わった後、帰るという段階になった時にものすごく眠かったんです。
トラベルミンを試してみた
最近は、船酔いは全くしなくなったので、
「アネロンほど強い酔い止め薬でなくとも大丈夫なのでは?」
「副作用の弱い薬を見つけたい」
という思いを持って、薬局で探してみました。
目に止まったのが、写真にあるトラベルミンです。
アネロンは1日1錠ですが、トラベルミンは1日3錠までとなっています。
アネロンと違い1日3錠までなので、もしかしたら
酔い止め効果も副作用も3分の1なのでは?!
という素人ながら、真剣に考えてみて購入してみました。
しかも、1錠あたりの値段はアネロンの約2分の1です。
・ 1日1錠で酔わないなら、トラベルミンの方が経済的!
・ 1日3錠飲まないと酔うなら、アネロンの方が経済的!
ってことになりますね。
(計算まちがってたら、ごめんなさい。)
トラベルミンの効果、副作用
トラベルミンを服用し始めて数ヶ月、20回近く試してみました。
ただし!
筆者は沖釣りを始めてもう何年にもなるので、酔い止め薬を飲まなくても酔わない体質になっているのかもしれません。
(船酔いはキツイので、今でも酔い止め薬なしで沖に出ることはありません。)
ですので、
効果については、アネロンと正確に比較検証できない状態なのですが、あしからず。
アネロンを飲んだ後、あれほど眠かったりしたのに、トラベルミンではほとんど感じていません。
(人によって個人差はあると思います。)
※副作用もほとんど感じないくらいなので、酔い止め効果もトラベルミン1錠ではアネロン1錠ほどはないのかもしれません。(あくまでド素人の考えです。)
現在では、最強と言われるアネロンに頼る必要がなくなったので、副作用の感じないトラベルミンを愛用しております。
最後に
船酔い対策は、乗り物酔いしやすい方が船釣りに挑戦するには必須です。
特にカヤックフィッシングの場合は、船酔いは漂流に直結する恐れがあるので絶対に避けたい事態です。
船酔いが心配だけど、船釣りに挑戦してみたいという方は、飲んでから乗船するか、酔い止め薬を持参して乗船されることを強くおすすめします。
船酔いさえなければ、船釣りはとっても楽しいアウトドアですよ〜!
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