マキエは北九州の遊漁船、ガイドサービスセブンの宮﨑船長が自ら設計しているメタルジグ第二弾です。
見た目は釣りエサのキビナゴそっくり!
キビナゴの中に紛れていたら間違いなく気づかれないレベルのリアルさです。
釣具店で見た瞬間、あまりにもリアルな外見にすぐさま購入してしまいました。
引用:ガイドサービスSEVEN|マキエ https://sevenslide.jp/products/makie.html
マキエ60gを使って、カヤックフィッシングでのスーパーライトジギング(SLJ)を楽しんでみたので、その使い方や使用感をご紹介します。
大物がヒットしラインブレイクされてしまいましたが、アタリが多く超おすすめのジグ。
再び購入したいので近くの釣具店に何度も足を運びますが、40gと60gが品切れ。宮崎県では人気のジグのようです。
今後、私の1軍ジグボックスに間違いなく常備されるであろうジグです。
- ドテラ流しでラインが斜めに出て行くとき
- とりあえず何かお土産を確保したいとき
- のんびり、ただ巻きの釣りをしたいとき
使い方・使用感

ただ巻きメインで使用。
引き抵抗が軽いのでしゃくっても巻いても疲れにくく使いやすい!
しゃくっても面白いですが、ただ巻きだけでものすごく釣れます。
ポイントに到着したらジグを真下に落とす、もしくは前方へ軽くキャストし着底させます。
着底後、水深の半分くらい、魚探にベイト反応があれば反応の少し上の層まで巻きあげるだけです。
アタリは巻きあげ中はもちろん、着底フォール中にも多いです。
フォール中もラインの出方に注意し、異変を感じたら積極的にフッキングしてみましょう。
マキエのフォールはやや速いです。
水平姿勢を保ったまま、スーーーッと落下していきます。
対して同じセブンのジグでも、タイラーはヒラヒラとゆっくり落ちていくイメージです。
程よく速く落ち、ただ巻きでよく釣れるので、ドテラ流しでラインが斜めに出ていく状況で使いやすく感じます。
タイラーよりもフォールが速いので、ドテラ流しでは効率よく広範囲に誘うことができます。
タイラー、サバヤンとの使い分け

個人的には、
・ラインが斜めに出ていくドテラ流しに特化したマキエ
・ラインが真下に出るバーチカルな釣りに特化したタイラー
・どちらの使い方でも卒なくこなすサバヤン
というように使い分けをしています。
ガイドサービスセブンのメタルジグ第一弾、タイラーのインプレはこちらの記事です。

使用タックル

ただ巻きメインならタイラバタックルで十分です。
タイラバタックルでスーパーライトジギングもする場合、リールはハイギアのものがおすすめ。
PEラインについて、スーパーライトジギングでは0.6号程度の細糸が推奨されることが多いです。
しかし、浅い海域で小さいジグを使っていても、時として予想もしない大物がヒットすることがあります。
個人的には、ある程度ドラグを強めに設定できるようPE1号以上の太さがおすすめです。
このマキエ60gについても、大物がヒット、海底付近で走られラインブレイク。
リーダーが海底の瀬に擦れたのか、ザラザラにささくれた状態でした。
↓↓↓SLJについてはこちらの記事でも紹介しています。

- ロッド:ジャッカル ビンビンスティック VCM63UL
- リール:シマノ オシアコンクエスト 200HG
- PEライン 1号
- リーダー:フロロカーボン 6号
アシストフック

フロント・リアともにシングルアシストフックを付けて使用しました。
アシストフックはシャウトのスパークを使って自作したもの。
サイズは1ですが、2でも良かったかなとも思います。
ガイドサービスセブンの『SEVEN船長ブログ』を読んでみると、開発者の宮﨑船長はマキエに限らず、タイラーにも前後2本ずつアシストフックを付けているようです。
重要なのは、アシストフックをフロント・リア両方に付けることだと思います。
ジグが水平姿勢でフォールしやすくなり、フォール中にもアタリが期待できます。
マキエでの釣果写真を見ると、ほとんどの魚でリアフックが口元に掛かっています。
リアフックがなければフロントフックが掛かるまで食い込んでいた可能性もありますが、リアフックが重要であることはまず間違いないと思います。
専用ブレードも発売中
引用:ガイドサービスSEVEN|ジグブレード https://sevenslide.shop/items/5d79e18bd0f2565ce6ab3301
ジグのフォールスピードをできる限り落とさずに魚を誘えるブレードみたいです。
このブレードは使ったことがないので、今後使ってみて、この記事に追記したいと思います。
実釣結果
マキエを使ってみた結果、マダイやオオモンハタはもちろん、コロダイやクロホシフエダイ、ヘダイといった他のジグではほとんど釣果のなかった魚種のヒットが目立ちました。
キビナゴに限りなく似せたジグの形状のおかげかはわかりませんが、面白い結果だと思います。
個人的には、スーパーライトジギング(SLJ)用のジグとして最も釣果が期待できる、おすすめのジグの一つです。
もうすぐ初夏のイサキシーズンも始まります。
春から初夏は、一年の中でスーパーライトジギングが最も面白い時期です。
気になった方は使ってみてはいかかでしょうか。
良い釣果が出るかもしれません。
コメント
コメント一覧 (2件)
[…] マキエについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。 […]
[…] 風や潮が速くライン角度がつくのが早すぎる場合は、タイラーを重たくするか、マキエに替えます。 […]