遊漁船で沖に出たからにはお土産を持ち帰りたいのが釣り人の性。
船釣り経験者の方はご存じのとおり、船で沖に出たからといって簡単に釣れる日ばかりではありません。
魚からの反応がほとんどなく、なかなか釣れない日もよくあります。
アタリが少ない状況で頼りになるのがタングステン製のメタルジグなんです。
タングステンは鉛より比重が重いため、同じ重さでもシルエットが小さく、沈むのも速いため着底がわかりやすい特長があります。
今回紹介するジグパラTGはメジャークラフトのタングステンジグ。
コスパの良さから、スーパーライトジギング(SLJ)では人気のメタルジグです。
SUPとカヤックからのSLJで使ってみたのでインプレしていきます。

タングステンジグとは

希少金属タングステンで作られたメタルジグです。
メタルジグの材料として一般的な鉛と比べると、“比重が重い” という特徴があります。
鉛製のジグと比べ、“シルエットが小さい” 、“沈むのが速い” 、“着底がわかりやすい” ジグに仕上がることから、
・エサとなるベイトフィッシュが小さい
・時化気味で着底がわかりづらい
・鉛製のジグに魚からの反応が悪い
などの状況を打開できることがあります。
使いやすい万能なアクション
引用:メジャークラフト|ジグパラTG https://www.majorcraft.co.jp/lureitem/8364
タングステンジグの飛距離を活かし、ショアから投げて使うのはもちろん、船やカヤックからのオフショアの釣りでも問題なく対応します。
オフショアでの使い方はいたって簡単、“海底まで沈ませたら巻きあげるだけ”。
ただ巻きするだけで尻尾を振りながら泳いでくれます。
使用したのは32gと40gで、カヤックやSUPでのSLJ(スーパーライトジギング)で使用しました。
ただ巻きメインでの使用でマダイがよく釣れましたよ。
イサキやハタはフォール中によくヒットした印象です。
ただ巻き以外にもワンピッチジャークやハイピッチジャーク、早巻きにも対応するので使い方次第でさまざまな魚を狙えます。
タングステンジグの中では比較的安価

ジグパラシリーズ全般の特長でもあるのが “他社のジグよりも安い” ところ。
ジグパラTGも同じく、TGベイトSLJなどの他社のアシストフック付きタングステンジグよりも少し安い値段で販売されていることが多いです。
希少金属であるタングステン製のジグなので、鉛製ジグと比べるとそれでも割高です。
あくまでもアシストフック付属のタングステンジグの中では他社よりも安いということです。
ジグパラシリーズのもう一つの特長が “よく釣れる” ところ。
ジグパラTGも他社の高価なタングステンジグと比べても全く引けを取らない釣れっぷりです。
安くてよく釣れるので、さまざまなタングステンジグの中でもコスパの良さは抜群です。
10〜120g全てにアシストフックが標準装備
引用:メジャークラフト|ジグパラTG https://www.majorcraft.co.jp/lureitem/8364
個人的には、オフショアの釣りではリアトレブルは外し、フロントフックのみでの使用がおすすめ。
根掛かりの多い瀬周りのポイントでも、フロントフックのみにすることである程度は根掛かりを防ぐことができます。
小さなジグ・ライトタックルに大物がヒットしてしまうこともスーパーライトジギングの魅力です。
標準装備されているアシストフックは、スーパーライトジギングで一般的な小さいサイズのもの。
細軸で刺さりが良いのですが、大物がヒットしたときに口切れ?でのバラシが何度かありました。
対象魚のサイズによっては少し大きめのアシストフックに付け替える等、小さいベイトを捕食している大物に対応できるようにタックルバランスを調整するのも重要です。
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